テナントは見ている

コストカットとテナント満足度

投資対象として不動産を扱う際には、コストカットを意識することは大切です。無駄な経費を抑えることで、純収益の増加と物件価値の最大化を図ることができます。しかし、物件価値を高めるためには同時にテナントと良好な関係を築いていくことも重要です。
投資家としてコストカットを優先するあまり、テナントに「サービスの質が下がった。」と思われるような事態に陥ることは避けなければなりません。あるいは、そのような印象を与えかねないコストカット施策はやめた方がいいですが、やむを得ず実施する際にはそのような事態に陥ることがあり得ることを認識したうえで行うべきでしょう。

例えばオフィス物件において、以下のような行為はテナントに悪い印象を与えかねません。

  • 共用部のトイレの便座を勝手に切る。
  • 共用部の電球数を減らす。
  • 警備員による警備を廃止したりシフトを少なくしたりする。
  • エントランスの装飾レベルを下げる、または廃止する。
  • 管理会社の質を落とす。

中には、「こんな些細なことが?」というものもあるかもしれません。しかし、テナントも(それがどれ程大企業であっても)究極的に見れば人間の集団です。一度マイナスのイメージを持たれてしまうと、そのマイナスイメージを払拭するのは難しく、減賃交渉や解約のきっかけになりかねません。

 

テナント満足度を上げるには

それでは、どのようにテナント満足度を維持・向上させていけばよいのでしょうか?
それは、ごくごく当たり前ですが、テナントとのコミュニケーションを常に維持・継続すること、つまり、マメに連絡し、言われたことを誠実に対応していく、という点に尽きるものと思われます。

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