「世界で最も質の高い都市」ランキングが発表されました!
英国情報誌モノクル(MONOCLE)が発表した2016年版の「世界で最も生活の質の高い都市ランキング」で、日本のあの都市がトップに輝きました!
このランキングの指標となる項目には
- ◆ 金銭的なもの:コーヒーの値段や3LDKの住宅の価格など
- ◆ 地理的なもの:海や湖、山などへのアクセスの良さなど
- ◆ 安全性を示すもの:犯罪率や救急車が駆けつける早さなど
- ◆ 文化的なもの:美術館や映画館、本屋の数など
など、生活の質を図るための様々なものがあります。
指標となる項目は毎年増えていっており、10年目を迎える今年はさらに「ナイトライフの充実度(夜10時以降に美味しい食事を楽しめるか)」という項目が追加されました。
ランキングで発表されるのは1位~25位までで、今年日本では福岡が7位(2015年:12位↑)京都が9位(2015年:14位↑)にランクインしました。
選出された都市を並べてみるとそれぞれの都市がどのような評価を受けているのかが分かり、大変興味深いものがあります。
今年のトップ5に輝いた都市は?!?
それでは早速、今年のトップ5に輝いた都市を見ていきましょう。
☆第5位☆ ミュンヘン(ドイツ) 2015年:9位↑
・バイエルン州の中心都市
・緑に囲まれ、バイエルン州旗でも有名な青と白の澄んだ空
・南チロルやアルプスへの鉄道・自動車でのアクセスも良好
・豊富なビアガーデン
人口 :約150万人、郊外部含めて約280万人
失業率:4.6%
夜10時以降に美味しい食事を楽しめるか?:いいえ
☆第4位☆ コペンハーゲン(デンマーク) 2015年:10位↑
・街の中心部における週末夜間のパトロールなど、安全性を強化
・外食、文化、公共交通機関、ビジネス面で高い評価
・ミシュランの星付きレストランは16店で、ヨーロッパの食の中心地としての地位を築きつつある
人口 :約70万人、郊外部含めて約130万人
失業率:5.7%
夜10時以降に美味しい食事を楽しめるか?:はい
☆第3位☆ ウィーン(オーストリア) 2015年:2位↓
・歴史のある街で文化の中心
・効率的な都市インフラ
・自然の美しさが同居している街
・時間がゆっくりと流れている
人口 :約180万人、郊外部含めて約370万人
失業率:13.5%
夜10時以降に美味しい食事を楽しめるか?:あまりない
☆第2位☆ ベルリン(ドイツ) 2015年:3位↑
・低い生活コスト。行政もそれが維持されるよう力を入れている
・中心部でいくつかの開発計画が進み、各所で住宅建設が進んでいる
・壁のなくなったベルリンはエキサイティングな都市であり続けている
人口 :約350万人、郊外部含めて約600万人
失業率:9.7%
夜10時以降に美味しい食事を楽しめるか?:はい
☆第1位☆ 東京(日本) 2015年:1位→
・2年連続で1位!
・ただ単に飲んで歌うだけではない、24時間365日眠らない街
・才能あふれる人材と投資を惹きつけて止まない都市
・24時間開いている好立地の空港や、朝4時まで営業している本屋さん
・素晴らしい郊外の環境
人口 :約930万人(都市部(23区)のみ)
失業率:3.6%
夜10時以降に美味しい食事を楽しめるか?:もちろん!
TOKYOの外国からの評価
2015年版では東京が1位に選出された理由として「世界の他の大都市に無いものがある。住人、訪問者に極めて質の高い経験を提供している。文化、安全、食事、おもてなしの心、全てがある。」
と記載されていて、いかに東京が外国の方から高い評価を受けているかが分かります。
これからも世界を魅了する「TOKYO」であり続けられるよう、心がけていきたいですね。
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