不動産投資の基本(9)

空室率とは? ~不動産投資の基本(9)~

空室率とは

不動産投資、特にオフィス(事務所)への投資において、気にするべき指標に空室率があります。空室率とは次のような数式で表されます。

空室率 = 空室面積 ÷ 対象となるエリア・不動産の総貸床面積

※このブログ記事ではオフィス投資を前提としていますが、空室率は住宅、商業施設、倉庫といった他の不動産タイプでも利用する指標です。

例えば、ある9階建てのオフィスビルで、ひとつの階が丸ごと空いているケース(各階の貸床面積は同じとします。)における対象不動産の空室率は11%となります(1÷9=11%)。

当然のことですが、空室部分には家賃収入がありません。オフィス全体の収入を増やそうとすると、空室部分のテナントを探し、賃貸借契約を締結する必要があります。

空室部分へのテナント誘致に時間がかかってしまうリスクを嫌い、一般的には空室率が低いと投資対象として好まれる傾向にあります。(逆張りで、空室率の高い物件が割安であると判断し、それらを好んで投資する投資家もいます。)

 

エリアの空室率

空室率の低いオフィスならば安心かというと、必ずしもそうではなく、同じエリアの投資時点及びそれ以前(少なくとも一年以上の期間)の空室率を確認する必要があります。
そして、空室率の高いエリアの場合、以下の2つのリスクを想定しておく必要があります。

(1) テナントが移転するリスク

        同じエリアの他のオフィスに移転をしてしまう場合があります。

(2) 価格競争にさらされるリスク

      同じエリアの他のオフィスがテナント誘致のため、募集している賃料を下げる可能性があります。その場合、(1)のリスクが増えます。自分の投資したオフィスに空室が発生した場合、新たなテナント募集の際に、賃料の値下げも考慮しなければなりません。

<参考>東京中心5区におけるオフィスの空室率
オフィスの賃貸仲介を行う三鬼商事株式会社が公表している東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィスビルにおける空室率(毎年12月末時点)を振り返ると、最も空室率が高かったのは2011年の9.01%、最も空室率が低かったのは2007年の2.65%でした(過去10年間の空室率の平均は6.26%)。また、直近2014年10月末時点の東京都心5区の空室率は5.60%と公表されています。

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外貨投資(2) ~投資の初心者 OwnersBook1年生(10)~

◯ FXとは?

今回は、近年、個人投資家を中心に外貨取引の中でもっともメジャーな存在になりつつあるといわれている「FX」(Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)の略称)について、何だか難しそうですが、特徴だけでも押さえておこうと思います。

簡単に言うと、異なる2つの通貨を売買しながら利益をあげていく投資スタイルです。

 

▶ 24時間、少額からはじめられる投資

お金(通貨)は世界中で取引され、常にどこかの国の市場が開いているため24時間取引ができますので、例えば主婦が空いた時間を利用してへそくりを作ることもでき近年FXは注目されています。

また外貨預金は1万ドルを預ける(1ドル=100円の場合)には100万円が必要ですが、レバレッジをかけることでFXは4万円もあれば1万ドル(100万円相当)の取引が可能です。また、売買手数料についても外貨預金よりも安いのが特徴で、無料の証券会社もあります(売買手数料が無料でも通常売値と買値の差額であるスプレッド(つまり交換手数料のようなもの)を支払う必要がありますのでご注意ください)。

証券会社などのFX取引業者に証拠金(保証金)を預け、預けた証拠金の額に応じて一定額の売買が可能です。小さいお金で大きなお金を動かせる、これをレバレッジ(「てこ」のこと)といいます。

少ない資金でその何倍ものお金を取引き出来るのはとても魅力的に思えますが、レバレッジがかかっていることで、何倍もの利益が望めるかわりに、巨額のマイナスを出してしまうこともあるということを肝に銘じておかなければなりません。

レバレッジ図解

 

▶ どのようにしたら利益が出るの?

FXにおける利益としては、主に次の2種類をあげられると思います。

為替差益(例えば円高の時にドルを買い、円安の時にドルを売って、利益を得る)
スワップ金利(2つの異なる通貨の金利差から生じる利息相当額)

スワップ金利図解

金利が変動して高金利だったはずの通貨の金利が低くなってしまうと、スワップ金利がマイナス(逆に金利を支払う必要があります)に転じてしまうことがありますのでご注意ください。

 

取引の対象が通貨ですので、その通貨がなくなってしまうという可能性は小さいですが、為替や金利の動きは「世界経済」「政治情勢」「世界的なイベント」などに連動して常に変化しておりFX投資のリスクは低いとはいえませんので、それらの動きに対して常に敏感にアンテナを張り巡らせておかなければなりません。

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住宅購入のポイント(4)

日影規制とは ~不動産投資家による住宅購入のポイント(4)~ 

前回は、土地にはそれぞれ都市計画法で定められた「用途地域」があり、所有者は建築物の用途について様々なルールを守る必要があることについてご説明しました。今回は、「用途地域」に続いて「日影規制」(読み方は「ひかげきせい」、または「にちえいきせい」と読みます)についてまとめてみます。

 

日影規制とは

「日影規制」は、住宅地における日照を確保するために、1976年(昭和51年)の建築基準法改正により定められました。その趣旨としては、中高層建築物であるマンション等を建築する際に、その周囲の住宅が日影になる時間の長さを制限することにより、日照条件の悪化を防ぐことを目的としております。

 

日影規制は全国どこでも同じではありません

下図は、横浜市における日影規制に関する規制一覧です。日影規制の規制内容は全国一律ではなく、地方公共団体が建築基準法の内容に沿ってそれぞれ作成しております。

横浜市における日影規制に関する規制一覧
この表の見方について、第1種低層住居専用地域(低層住宅の良好な住環境を守るための地域)における規制内容について説明を加えてみます。

 

日影規制の表現(3時間・2時間・1.5m)

第1種低層住居専用地域の規制は、上の表から一般的に、「3時間・2時間・1.5m」と表現されます。それぞれの具体的な意味については、以下のとおりです。

3時間: 敷地境界から5~10mの範囲の隣地において、(予定)建築物の影が日中の一定時間帯において3時間以上になるような建物は建築できません。
2時間: 敷地境界から10m以上の範囲の隣地において、(予定)建築物の影が日中の一定時間帯において2時間以上になるような建物は建築できません。
1.5m: 上記において影ができる時間を測定する平面は、地面から1.5mの高さで計測します。

つまり、建物を建築する際には、隣接する敷地にできる影の時間をある一定の時間以内に抑える必要があります。また、表の中に「制限を受ける建築物」について規定があり、第1種低層住居専用地域では、「軒高7m以上か、3階以上の建物」について日影規制の適用があります。

日影規制(上面図)

 

日影規制の計算はCADシステムを利用

日影規制をクリアできているかどうかを人の手によって確認することは至難の技です。現在では、CADシステム(Computer Aided Designの略)を利用してコンピューター上で設計します。
建築予定の建物にいろいろと変化を加え計算させ、日影規制をクリアし、かつ最も施主の要望に叶う建物を設計する作業をシステム上で行っています。

 

住宅を購入する際の留意点

日影規制は、あくまでも「日影になる時間の上限」を示しており、「常に日照が確保されている」わけではないことに留意する必要があります。先ほどの例ですと、隣地から5mライン上では、最大3時間は日中日影になる可能性があるということです。
さらに、日影規制の対象になるのは「軒高7m以上か、3階以上の建物」となっており、2階部分が日影を作ることに関しては規制がありません。すなわち、下図のように、日中ずっと日影になってしまう部分ができる可能性もあるわけです。

日影規制(側面図)

 

日影規制は冒頭に述べたとおり、その規制の目的は日照を確保するためですが、内容は「日影を一定時間内に抑える」ことを定めているにとどまります。したがって、住宅を建築する、また購入しようとする場合には、自分の家が日影規制をクリアしているかの確認は当然ですが、日照に影響を及ぼす可能性がある周辺敷地(特に南側の敷地)に、将来的にどのような建物が建築される可能性があるのかを検討し、自分の家の状況をよく検討することが重要です。

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