利回りとは?~ 不動産投資の基本(6)~

不動産投資に関わっていく際、特に不動産を購入する際に、必ずといっていいほど確認するものの1つとして、「利回り」があります。

 

◯ 利回りとは?

「利回り」という言葉をインターネットで検索すると、「投資元本に対する、利子も含めた収益の割合」というような表現が出てきます。では、不動産の利回りは?となるとどうなるのでしょうか?

 

投資利回り=毎年得られる利益/不動産価格

不動産の購入を検討している人からみた場合の利回りとしては、一般的に上記のような計算式で表示することができます。つまり、自分が払う投資金額(価格)に対して、毎年得られる収益がどのくらいの割合(%)なのか、というものさしが利回りになります。

 

定義の仕方でいくらでも利回りは変わってくる

単純に「利回り」といわれている際には、分子(毎年得られる収益)と分母(価格)が何を指しているのかをきちんと把握することが必要となります。

不動産投資においては分子の「毎年得られる収益」にはいくつか異なる概念が、広く用いられています。例えば「総収益」(購入した不動産にかかる費用(例えば、建物管理費や、小修繕費)を一切控除する前の金額。)を使用されると、利回りは『粗利回り』とか、『表面利回り』『グロス利回り』と呼ばれるものになります。

「総収益」ではなく、「純収益」(総収入から費用を控除したもの。)を用いると、利回りは『ネット利回り』、『実質利回り』『利回り』(NOI:Net Operating Income(純収益の英訳)の略)と呼ばれるものになります。

また、分母(価格)に自分が払う投資金額ではなく、不動産鑑定士が算出した鑑定評価額を用いて利回りを計算した場合には『想定利回り』と呼ばれ、J-REIT等でよく使われています。

 

上記以外にも利回りの計算方法はいくつもありますが、基本的な考え方である計算式をまず理解することが、利回りを理解するうえでの最初の一歩となります。

クラウドファンディングを活用した新しい事業者向け不動産担保ローン

ロードスターファンディング株式会社では、クラウドファンディングを活用した新しい事業者向け不動産担保ローンをご提供しています。主要金利帯は年率4.0%から、融資額最大10億円程度、元本一括返済が可能、連帯保証は原則不要、資金使途自由、などが特徴です。まずはお気軽にお問い合わせください。
事業者向け不動産担保ローン

不動産のプロが運営するクラウドファンディング

OwnersBookは2014年に誕生した国内初の不動産特化型クラウドファンディングです。不動産のプロが厳選した案件に一万円から投資が可能です。
少額からの不動産投資クラウドファンディング「OwnersBook」
OwnersBook1年生(5)

株式投資(1) ~投資の初心者 OwnersBook1年生(5)~

◯ 株とは?

最近は株式投資をはじめる主婦が増えているようです。インターネットの普及によりネット証券で取引が出来、自宅でも気軽にはじめられるということで、広まってきているのではないでしょうか。今や子どもでも口座開設が出来るところもあるそうです。株式投資のイメージもガラリと変わってきていると実感しました。

 

◯ ところで「株」とは?

「株」そのものは証券取引所で売買され、株式会社が発行している「株券」のことをいいます。今は「株券」も電子化され手にすることがないので、あまりピンときません。

「株」は証券取引所の会員である証券会社で買うことができます。一般に私たちが取引できる株は上場している約3,500社(会社四季報より)の株式会社の株のみ。株式会社も厳しい条件をクリアして初めて証券取引所で株を買ってくれる投資家を募ることができるようです。

 

◯ つまり「株」を買うということは?

会社は商品を作ったり、サービスを提供するために莫大な資金が必要になり、その資金集めの手段の1つとして株を発行し、広く多くの人から資金を集め、それを元手に利益をあげることを目的として会社を経営しています。

商品がヒットすれば利益も大きくなり、株価も上がりその商品を扱う会社の株を持っていれば利益をあげることもできるでしょう。もちろんその逆もあり、会社が倒産することもあるので、そこが株式投資の難しいところです。

「株を買う」こと、つまり「株主になる」こと。簡単に言ってしまえばその会社の1オーナーになるということになりますね。

会社の1オーナーになること

 

それなら普段使っているお気に入りの食料品や生活用品、化粧品の会社など応援する意味で買う株を選んでみたり、話題になりそうな新商品や子どもたちの中で流行っているゲームやお菓子をヒントに、これから株価が上がりそうな会社をチェックしてみたり、主婦ならではの視点を生かして株式投資をはじめてみるのもいいかもしれません。
最近では「株主優待」を楽しみにはじめる人も中にはいるみたいです。次回は「株主優待」株を持っていると得られる特典などについてふれてみようかと思います。

クラウドファンディングを活用した新しい事業者向け不動産担保ローン

ロードスターファンディング株式会社では、クラウドファンディングを活用した新しい事業者向け不動産担保ローンをご提供しています。主要金利帯は年率4.0%から、融資額最大10億円程度、元本一括返済が可能、連帯保証は原則不要、資金使途自由、などが特徴です。まずはお気軽にお問い合わせください。
事業者向け不動産担保ローン

不動産のプロが運営するクラウドファンディング

OwnersBookは2014年に誕生した国内初の不動産特化型クラウドファンディングです。不動産のプロが厳選した案件に一万円から投資が可能です。
少額からの不動産投資クラウドファンディング「OwnersBook」
投資における費用

投資における費用

金融商品や不動産への投資を検討する際に、過去のリターンや今後のリターンの見通しを調べない人はあまりいないと思います。しかし、投資家の手元に残る最終的なリターンは、取引手数料や運用会社への報酬等の費用が控除されたものであることについて、きちんと理解した上で投資を行っている人は少ないのではないでしょうか。
今回は、金融商品や不動産への投資に際して、どのような費用がかかってくるのか、それが投資の結果にどのような影響を与えるのか、ざっと概要を説明します。

 

金融商品・不動産投資の費用は、それがかかるタイミングで購入時運用中売却時に分類できます。

投資費用一覧

投資費用一覧

 

どの費用も、注目をされるべきですが、運用中にかかる信託報酬や運用委託報酬など費用が実額ではなく、%で表記をされていたり、いったん運用を始めてしまうと見直す機会を逸したりと、いくら支払っているのかあまり実感がないことが多いですが、きちんと把握するべきです。例えば、年間信託報酬が2.0%の投資信託と0.5%の投資信託で3年間運用した場合、単純に4.5%の費用の差が現れます。1,000,000円を投資していた場合、それは45,000円となります。
(※今回の想定では複利を勘案していません。複利を勘案すると、その差はさらに開くことになります。)

信託報酬の累計

信託報酬の累計

クラウドファンディングを活用した新しい事業者向け不動産担保ローン

ロードスターファンディング株式会社では、クラウドファンディングを活用した新しい事業者向け不動産担保ローンをご提供しています。主要金利帯は年率4.0%から、融資額最大10億円程度、元本一括返済が可能、連帯保証は原則不要、資金使途自由、などが特徴です。まずはお気軽にお問い合わせください。
事業者向け不動産担保ローン

不動産のプロが運営するクラウドファンディング

OwnersBookは2014年に誕生した国内初の不動産特化型クラウドファンディングです。不動産のプロが厳選した案件に一万円から投資が可能です。
少額からの不動産投資クラウドファンディング「OwnersBook」