人生の三大支出に備えて ~投資の初心者 OwnersBook1年生(7)~

人生の三大支出

一般に人生における三大支出は「住宅」「教育」「老後」といわれています。大まかに「住宅」1億円、「教育」2千万円(子供一人)そして「老後」9千万円(夫婦)と謳っている本もあります。(参考文献:「お金の教科書」(ダイヤモンド社)より)
余程の大金持ちや資産家でない限り、クラクラしてしまいそうな大金です。大金が必要ということは、それだけ準備にも時間がかかります。が、幸か不幸か必要な時期はある程度決まっていますから、早めの準備を心がけたいものです。

三大支出

 

早めの準備=ずばり「今」

では早めの準備とは一体いつのことをいうのでしょうか。晩婚化の影響もあり、30代から40代にかけて、結婚・出産・住宅購入とライフイベントが集中するご時世。ライフイベントごとに場当たり的に準備を始めていたのでは間に合いません。最後の「老後」資金準備に至っては絶望的ですらあります。「住宅」「教育」資金については、働き盛りの夫婦でなんとかやりくりするにしても、「老後」資金の準備だけは、他のライフイベントにかかる資金と同時並行で準備した方が良さそうです。つまり、タイミングとしてはずばり「今」。さっそく家計を見直し、収入から「老後」準備資金を差し引いて、その残りで「住宅」や「教育」その他のライフイベントのための貯蓄や生活費を賄うようにしたいものです。

 

「老後」資金の捻出

家計を見直し「老後」準備資金を差し引いても十分とはいえないかもしれません。そんな時は、たんすに眠っている「へそくり」を思い出してみてはいかがですか。そのうちにと漠然と考えていた「老後」準備資金を投資で得た利益で補うのも一つの手です。もちろん投資なのでリスクもありますが、後手後手に回りがちな「老後」資金作りのゴールが少しでも早まるかもしれません。

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匿名組合契約とは? ~不動産投資の基本(7)~

匿名組合契約とは

2014年11月現在、日本において、金銭のリターンを提供する投資型クラウドファンディングサービスのうち、貸付型及び不特法型に分類されるクラウドファンディングサービスの多くは、匿名組合契約という手法を使用しています。また、この匿名組合契約は、機関投資家(プロの投資家)が不動産投資を行う際にも広く用いられている投資の契約形態です。しかしながら、一般的にはなかなか馴染みのない言葉ではないかと思います。今回は、そんな匿名組合契約についてその歴史を踏まえながら、説明をしたいと思います。
匿名組合

 

匿名組合契約の歴史は中世ヨーロッパから

昔、中世ヨーロッパに、地中海に船を浮かべて貿易事業を行いたいという事業家がいました。しかし、船を購入するには莫大な費用がかかります。そこで、当時、資産を持っていた教会や貴族に出資をお願いしました。その際の大事な約束事は、「出資を行う見返りに、利益が出たら出資者に分配する」というものでした。
この約束が現在の匿名組合契約の元となるもので、「匿名」と呼ばれているのは、出資者の名前が事業に現れないこと(この場合では、教会や貴族の名前が地中海貿易事業には現れない。)に由来しているといわれています。
匿名組合イメージ

 

匿名組合契約は株式会社ができるよりも以前の話

「貿易」、「出資」と聞いて、「世界で最初の株式会社のこと?」とピンと来た方は鋭い!似たような経緯で、世界で最初の株式会社が設立されます。時代はその後、大航海時代を迎え、貿易事業が長期化、高度化し、出資者から見て日々の事業で何が起こっているのかわかりにくいものとなっていきました。そのような状況において、出資者と事業家を結びつけるものとして、株式会社の概念が開発され、オランダ東インド会社が世界で最初の株式会社として設立されました。匿名組合契約は株式会社が出来るよりも以前に出来上がっていた概念ということになります。

 

匿名組合契約の流れ

匿名組合契約と株式会社の違いは別の機会に譲るとして、ここでは、匿名組合契約に関する流れを押さえていただきたいと思います。

(1) 出資者(今日では匿名組合員と呼ばれ、中世ヨーロッパの教会や貴族に該当)がお金を事業者(営業者と呼ばれ、事業家に該当)に出資します。
(2) 事業者は営利行為を行います。
(3) 利益が出たら事業者は出資者に分配します。
 

※本ブログ記事は匿名組合契約の概要を説明する目的で記載しております。契約の詳細な法的性質について責任を負うものではありません。

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株式投資(2)~ 投資の初心者 OwnersBook1年生(6)~

◯ 株主優待制度?

▶ 株式投資をすると?

株の売買で利益(安く株を買って高くなったときに売る)が期待できたり、投資先の会社で利益が出れば配当金として利益の一部が還元されたり、また保有している株に応じてその会社の自社製品がもらえる「株主優待」などのメリットがあります。

 

▶ 株主優待制度とは?

最近この「株主優待」を目的に株式投資をはじめる方も多いようです。

会社側には実施の義務はなく、海外でもあまりない制度でどうやら日本独特のようです。個人投資家を大事に思ってくださる会社側のまさに「おもてなし」文化のあらわれなのでしょうか?

主に食品や飲料系の会社は自社製品の詰め合わせ、飲食や服飾系の会社は自社製品の割引券など、今や株主優待のランキングなどが書かれた本なども書店で見かけるほどです。

もちろん全ての会社にある制度ではなく、また、(1) 権利確定日に株主になっている(2) 一定数以上の株を持っている必要がある、という最低条件をクリアしていないと優待がもらえないので注意が必要です。さらに、持っている株数や持っている期間などにより優待品のランクが決められていたり、条件は会社によって様々ですので、気になる会社があればホームページなどを覗いて確認してみるのがいいかもしれません。

株主優待

 

▶ 株主総会へ足を運ぶと。

株主であるいうことはもちろん株主総会の召集通知が郵送されてきます、何だか総会と聞くと堅苦しく思いますが、会社の1オーナーとして参加する権利があり、会社によっては新製品の試飲や試食ができたり、ちょっとしたイベント、お土産を配布しているところも多く、この株主総会のお土産目当てにハシゴをしている方も中にはいるようです。

 

▶ 最後に!

株主優待や総会のお土産だけを目当てに株を選ぶのは楽しいかもしれませんが、あくまでも自分は投資をしている「すなわち株価は上がったり下がったり変動し、損をすることもある」ということを忘れてはなりません。
株式投資のきっかけが魅力的な株主優待でも悪くないと思いますが、株を買う以上は会社の経営や財務の状況などしっかり把握することも大切です。

 

投資家に向け「IR(インベスター・リレーションズ)個人投資家向けの広報」活動として多くの会社のホームページに情報提供がなされています。大切なへそくりを使い、会社の1オーナーになるからには会社研究は必須ですね。

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