投資判断において陥りがちな判断ミスとその回避の仕方(5)

現状維持バイアス(Status Quo Bias) ~投資判断において陥りがちな判断ミスとその回避の仕方(5) ~

投資判断・意思決定において陥りやすいバイアスを述べていると、自己啓発に近いものを感じてしまいます。今回は、まさに自己啓発でもよく出てくるバイアスです。

その名も現状維持バイアスです。

現状維持バイアス

 

現状維持バイアスとは

現状維持バイアスとは心理作用上の言葉としては、「未知なもの、未体験のものを受け入れたくないと感じ、現状のままでいたい」とする心理作用のことです。自己啓発においては「このままでは更なる成長は見込まれません!」といわれかねないものです。

投資における現状維持バイアスとは、投資判断の選択肢を検討する際に、「現状維持が選択肢として含まれていると、他の選択肢よりも、現状維持を選びがちになること」をいいます。その結果として、例えば以下のような問題を抱えることがあります。

・投資リスクが高すぎたり低すぎたりするポートフォリオをそのまま維持してしまう。

・投資対象の売り時や買い時を逃してしまう。

・不動産投資においては、例えば、賃貸借の募集条件の変更が遅れてしまう。
 

現状維持バイアスを克服していくことは極めて難しいといわれています。現状維持以外の選択肢を検討することは手間もかかり、「めんどくさい」というある意味魅力的な言葉で検討が即座に終えられてしまいがちです。少しでも、現状維持バイアスを克服していくには自らの投資対象についての継続的な学習と、定期的なポートフォリオの見直しが必要となります。

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不動産広告の間取り図に見られる略称(2) ~投資の初心者 OwnersBook1年生(27)~

不動産広告の間取り図に見られる略称 その2

前回に引き続き、間取り図に見られる意外と読めるようで読めない略称を少し紹介してみたいと思います。

  • SK:「シンク」流し
  • CF:「クッションフロア」フローリングではなく、ビニール製などの疑似フローリング床材のこと
  • MB:「メーターボックス」電気・ガス・水道のメーター(計器)を収納したもの
  • PS:「パイプスペース」給水管、汚水管、雑排水管、ガス管などが配管されているスペース
  • CH:「シーリングハイ」天井高のことで、床面から天井下面までの高さの数字が書いてあります。(記載例:CH=2,400mm)
  • EV:「エレベーター」の略

アルファベットの略称がわかると間取り図に限らず嬉しい気持ちになります。また略称ではないですが、意味の分かりにくい横文字、単語も最近増えています。一例ですが少し紹介します。なかなか耳にしない言葉、想像できない単語ばかりかもしれません。

アルコープ」もともとは壁の一部をくぼませて作ったスペースのことですが、マンションでは玄関前の共用廊下より少し引っ込んだ玄関前の空間のこと
ビューバス」お風呂場に窓があり外が見えること
スロップシンク」バルコニーなどの外に水道やシンク(流し)の設備があること
ニッチ」壁を凹状にくり抜き作られる棚、飾り棚のこと

 

間取り図にはアルファベットの略称が多く、ぱっと見てすぐにわからない部分も多いので、代表的なものを覚えておくだけでも物件探しに有効活用できると思います。 またマンションなどの設備は日々進化していますので、新たな横文字、単語が増えてくることもあります。実際には現地で間取り図と照らし合わせながら見て、疑問点を解決していくのが良いかと思います。

間取りを楽しむ
今はネットで簡単に物件探しが出来るようになりました。間取り図を見ているだけで家具の配置を考えてみたり新しい生活をイメージしたりしながら楽しむことができますね。

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不動産広告の間取り図に見られる略称(1) ~投資の初心者 OwnersBook1年生(26)~

不動産広告の間取り図に見られる略称 その1

マイホームの購入や新しく部屋を借りようと思ったとき、物件探しには必ず不動産広告の間取り図を見ることと思います。この間取り図が掲載されたチラシを業界用語で「マイソク」と呼ぶそうです。以前「毎日速報センター」という会社がそのチラシを制作し配布の際に「マイソク(=会社の略称)です!」と持ってきていたのがいつのまにかチラシのことも「マイソク」と呼ぶようになったそうです。

バンドエイドという商品名がそのまま固有名詞になって使われている感じですね。

 

さてこの間取り図には沢山のアルファベットの略称が記載されていたり、英語表記や意味がわからない横文字、単語などイメージしにくいものがあったりします。

一般的に使われているものをピックアップしてみました。決められた表記があるわけではないので、不動産屋さんによって記載が違う場合があるようです。

  • 1R:居住スペースである寝室とリビング(居間)とキッチン(台所)との仕切りがないタイプを「1R(ワンルーム)」と言います。
  • K:「キッチン」台所
  • D:「ダイニング」食事をする部屋
  • L:「リビング」居間
  • S:「サービスルーム」納戸(窓が小さいなど採光が不足していて居室と認められない部屋)
  • N:「納戸」
  • DEN(デン):英語でほら穴、巣の意味、基本的にはサービスルームと同じもの
  • RF:「ロフト」一室の上方にある中二階のようなスペース
  • UB:「ユニットバス」洗面・浴槽・トイレなどが一緒になった浴室
  • CL:「クローゼット」主に衣類などの収納スペース
  • WIC:「ウォークインクローゼット」歩いて入れる広さ・形状の収納
  • SIC:「シューズインクローゼット」靴を履いたまま入れる広さ・形状の収納で主に靴を収納するためのもの。通常単なるSB:「シューズボックス」下駄箱と区別して記載されます。

洗面所にある「W」や「洗」の記載は洗濯機(Washing Machine)を置く場所。
台所にある「R」や「冷」の記載は冷蔵庫(Refrigerator)を置く場所。

間取図

 

英語の表記の頭文字をとったりしているので、場所から想像できるものもありますが、次回は意外と読めるようで読めない略称を紹介してみたいと思います。

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